スマートパーク(ゲート機やロック板がない駐車場)について
自宅の近くにあるイオン系列のスーパーマーケット「MaxValu」まで、自家用車で買い物に行ったところ、これまで有料化されていなかったのだが、精算機のような機器が置かれており、正直「スーパーの駐車場が有料化されるのはちょっとな…」と思いながら、駐車場に入りました。
すると、ロック版も特になく、いつも通り駐車してから買い物を済ませ、出口を出たところに、機器が置かれており、「車両ナンバーを入力してください」と表示されていました。
自車の車両ナンバーは覚えていたので入力すると、自社が駐車場に入った時の画像がナンバープレート入りで撮影されていたようで、「この車で間違いないですか?」と表示されました。
「はい」を選択すると、入庫後30分は無料だったようで、そのまま車に戻りスーパーを後にしたのでした。
後で調べてみると、画像認識技術を使った新しい駐車場管理サービス「スマートパーク」が導入されたことが分かりました。
スマートパークとは、車両ナンバー(ナンバープレート)全桁をリアルタイムに読み取り、いつ、どこで、どの車が入出庫したのかをデジタル管理するシステムです。
なお、出庫した際にも、その車のナンバープレートを撮影し、精算の有無を照合しています。
この技術のおかげで、発券機や駐車券、ロック板などが必要なくなるため、顧客側は、発券する手間が省ける点や、出庫時にてを伸ばして精算する必要がなくなります。また、店舗側の導入・管理コストも軽減できます。
IoTを活用したイノベーションが、このように市場に出てきているの面白いですね。IoTによって便利になるだけでなく、駐車券を廃止することや精算時の渋滞解消よる環境負荷の軽減も見込める点が、共感を呼ぶことに繋がると思います。